全国ホームヘルパー協議会

HOME >> ホームヘルパーの資格と仕事

(資格)
 ホームヘルパーになるには、自治体、社会福祉協議会、各種団体、会社などさまざまなところで実施している 「介護員養成研修」を修了することが必要です。

 この養成研修は、都道府県知事などが実施機関を指定し、全国的に決められたカリキュラムのもとに行われるものです。研修の課程は、介護全般に関する介護職員基礎研修課程(500時間)、訪問介護員養成研修課程の1級課程(230時間)、2級課程(130時間)及び3級課程(50時間)となっています。

 ホームヘルパー養成研修は、3級課程から受講できますが、3級ヘルパーがサービスを提供した場合、新制度では事業所に支払われる介護報酬が減算されることになりますので、今後、ホームヘルパーになろうという方は2級以上の課程を修了することをお勧めします。

 なお、介護福祉士資格取得者は、1級課程修了とみなされるため、この養成研修を受ける必要はありません。また、国では、将来的に介護職員の任用資格は「介護福祉士を基本とすべき」とする考え方を示し、より専門的な知識・技術を修得するための機会として新たに介護職員基礎研修を設けました。ただ、ホームヘルパー等の任用資格については、当面、従来からの訪問介護員養成研修が並存されることとなっており、すぐ受講しなければならないわけではありません。。

(資格の詳細
 訪問介護員養成研修3級課程(50時間)は基礎的なもの、2級課程(130時間)はその次の段階として位置づけられていますが、3級課程を経ずに直接2級課程を受講することができます。1級課程(230時間)は、2級課程修了者を対象としています。
 訪問介護員養成研修課程を修了した現任者等が介護職員基礎研修課程を受講する場合、研修科目等の一部免除が行われます。

課程 目   的
介護職員基礎研修課程 介護職員として介護サービスに従事しようとする者を対象とした基礎的な職業教育として、対人理解や対人援助の基本的な視点と理念、専門的な職業人として職務にあたる上での基本姿勢、基礎的な知識・技術等を修得するとともに、介護職員については将来的には、任用資格は介護福祉士を基本とすべきであることを踏まえて、より専門的な知識・技術を修得するための機会とする
1級課程 2級課程において修得した知識及び技術を深めるとともに、主任訪問介護員が行う業務に関する知識及び技術を修得することを目的として、2級課程を修了した者を対象として行われる
2級課程 訪問介護員が行う業務に関する知識及び技術を習得することを目的として行われる
3級課程 訪問介護員が行う業務に関する基礎的な知識及び技術を習得することを目的として行われる


  先に述べたように、養成研修の実施主体は多岐にわたっており、また研修費用(すべて自己負担になっている場合と一部自己負担になっている場合とがあります)、実施時期もさまざまです。まずはお住まいの市町村から、公的な機関・団体で実施しているところはないか、お問い合わせいただき、徐々に範囲を広げていくとよいでしょう。

  ホームヘルプ事業の運営主体によっては、自ら研修を行っているところもありますので、求人条件を確認の上、お問い合わせいただくとよいでしょう。

(就職)
 
先に述べたように、非常勤職員が多いことから、最初から正規・常勤職員という求人はきわめて少ない状況にあります。
  介護福祉士養成校卒業の方は別として、経験のない方は、まず、非常勤職員から始めるというのが現実的な道といえます。
求人は、福祉人材センター・福祉人材バンクホームページで見ることができます。
(最寄の福祉人材センター・バンクはこちら)

 
最近は、就職情報誌にも、載るようになっています。パート職員の場合は、事業所に近い人を採用したいとの意向があることから、新聞の折込広告にも相当数出ています。
 
勤務形態が変則的であることから、実際の就職先の選定にあたっては、とくに、勤務時間、時給の考え方(ケアをしている時間と移動時間の単価が異なる場合等があります)をよく確かめることをおすすめします。

 
ホームヘルプの事業所の実施主体は、社会福祉法人、医療法人、生協、農協、有限会社、株式会社等さまざまです。どこも、ホームヘルプ事業を適切に実施するという点では、変わりませんが、それぞれの法人の種類により個性もあります。経営の考え方などもきいてみることも大切かもしれません。

全国ホームヘルパー協議会のご紹介